消しゴムで、漢(かん)の皇帝(こうてい)が倭(わ)の奴国王(なこくおう)にあたえたという金印(きんいん)をほってみましょう。
【準備するもの(写真3)】
①トレーシングペーパー または クッキングシート
②消しゴム
③シャープペンシル
④デザインナイフ(100均にも売っています)
⑤カッター(デザインナイフがなければこれだけでok)
⑥カッターマット
【 つくりかた 】
1.金印の文字をうつす
金印のデザインの上にトレーシングペーパーを乗せ、線をなぞってデザインを写します(写真4 マスキングテープなどで留めると書きやすいです)。
※金印のデザインは、PDFファイルでダウンロードできます。
2.消しゴムに文字を転写(てんしゃ)する
デザインを写したトレーシングペーパーをひっくり返し、写した面を消しゴムに押し付ける。そしてシャーペンのキャップなどのかたい部分でこすりつける。その後、ゆっくりとペーパーを外すと、デザインが消しゴムに転写されています(写真5)。
3.文字をほっていく
金印は白文(はくぶん)陰刻(いんこく)という、文字を削り取ってしまうほり方をしています。転写したデザインの線に対して、左右からナイフの刃を入れていきます(写真6)。
ほるときのポイント!
ほった時、断面(だんめん)がVの形になるようにすると、きれいにしあがりますよ。
全てほりおわったら、クレンジングオイルを含ませたコットンやねり消しで、転写した線や削りかすを取り除くときれいになりますよ♪(やさしく、ていねいに!)
レシピでも内容を確認してみましょう(クイズもありますよ)。
レシピ提供:聖セシリア女子中学校
【動画での解説はこちらです】
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