百円ショップに販売しているもので、バスボム(入浴剤)を作成していきます。
「バスボム」は、重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸の化学反応を利用した固形入浴剤のことを指します。お湯に入れると、二酸化炭素が発生して発泡するのがこのバスボムの特徴です。お風呂のお湯が、弱アルカリ性になり疲労回復や美肌効果などが期待できます。
【 準備するもの】
・重曹
・クエン酸
・かたくり粉
・アロマオイル
・食用色素
・水
・型(マフィンなどの型)
・ガチャガチャのケース
・水を霧吹けるためのスプレー
・ボウル(作りたい色の数だけ)
・計量カップ
・スプーン
(1)ボウルに重曹とクエン酸とかたくり粉を2:1:1の割合で入れます。
(3)全体が混ざってきたら、食用色素を液状のものは数滴、粉上のものは一つまみ分程度入れて、全体になじむように混ぜます。
※注意※
粉状のものは色がそこまで変化しないように感じるかもしれませんが、水を加えることで、色が強くなります。
液状のものを入れると、シュワシュワと発泡してしまいますので、発泡しきらないうちに混ぜていきます。
(4)アロマオイルを10~30滴入れたあとに、スプレーで水を吹きかけながら、全体を混ぜ合わせて、手で握ったときに少し固まるようになるまで混ぜ続けます。
(5)ほかの色のバスボムを作る場合は、別のボウルで同じように作成しましょう。(バスソルトを加えてもまた違ったバスボムができ上がります。)
(6)ちょうどよい固さになったら、型やガチャガチャの容器に、粉を入れていきます。
(7)スプーンで押し固めながら、少し山ができるまで盛ります。
(8)ガチャガチャの容器は閉じて、10分程放置。型はそのままにして1日放置します。
(9)型から取り出して、お風呂に入れてみよう。
【まとめ】
1. 重曹、クエン酸、かたくり粉って?
重曹は炭酸水素ナトリウムとも言います。 お掃除や料理に使われることが多くあります。 炭酸水素ナトリウムが溶けた水溶液は、 65℃以上で炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の三種類に分解されます。 |
レモンなどの柑橘類に含まれていることが多いです。 殺菌効果もあり、アルカリ性の汚れを落としてくれるので、お掃除にも大活躍です。 |
もともとはカタクリという植物からとれるデンプンだったため、かたくり粉という名前が付けられました。 お料理に使われ、とろみや衣をつけることで使われます。 |
2. お風呂で反応したしゅわしゅわの正体は? 重曹もクエン酸もかたくり粉も、バスボムを作る上で大切な役割をしています。 |
そして、重曹はあのしゅわしゅわを発生させています。 重曹は、皮脂汚れやたんぱく質を分解して毛穴に詰まった皮脂や古い角質を除去する効果があります。また、水中に含まれるカルシウムやマグネシウムと結合して、硬水を軟水に変えるので、心地よい入浴を堪能できます。 |
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