生分解(せいぶんかい)プラスチックって何?
私たちの身近にあるプラスチックは、原油や天然ガスからつくられていて、使用後もその形を保ち続けます。使わなくなってしまったものも、ゴミとして形を保ち続けます。生分解性プラスチックは、通常のプラスチックと同じように使うことができるのですが、使用後は形を変え、自然に戻ることができるプラスチックです。ゴミを減らすことができますね。
生分解プラスチックには色々な種類がありますが、今回はその中でも牛乳とお酢を使ってできる「カゼインプラスチック」というものを作ってみましょう。
【準備するもの】
・牛乳 200cc
・お酢 20cc
・マグカップ
・ふきんまたはガーゼ
・電子レンジ
・耐熱皿(ボウルなど)
・キッチンペーパー
・輪ゴム
【 実験のしかた 】
①牛乳200ccをマグカップに入れ、電子レンジで温めよう
②その間に、お酢を20ccはかっておこう
③温めた牛乳にお酢をゆっくり加え、軽く混ぜよう
④固形物ができたら、しばらく置いて冷ましましょう
⑤粗熱が取れたら、ふきんでこして軽くしぼろう
⑥水で洗い、よくしぼる。これを数回繰り返そう
⑦キッチンペーパーで繰り返し水気をとろう
⑧水気がとれたら、好きな形に成形をしよう
⑨そのまま数日放置をすると、残っていた水気がとび、カチカチになります
⑩出来上がったものを地中に埋め、1週間から1ヶ月経つと、分解され土にかえります
土にもどる不思議なプラスチック、ぜひおうちで作ってみてくださいね。
動画の解説はこちら
レシピ提供:駒沢学園女子中学校
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