身近な酵素のはたらき確認実験 自宅でオンライン実験ver.
【目的】
・お米(ごはん)に含まれるデンプンを用いて、デンプンを分解する酵素のはたらき(デンプンをバラバラにして別のもの(糖)にする)を確認すること
・そのような酵素が、食物や薬に含まれていることを実感してもらうこと
【準備するもの】
・根菜(おすすめは大根)
・ごはん お茶碗半分程度
・顆粒や細粒の胃腸薬 2袋
※胃腸薬は漢方薬が含まれていないもので、成分表示表に「〇〇ジアスターゼ」「△△ヂアスターゼ」と表記があるもの
・ヨウ素を含むうがい薬 数滴
・おろし金 (ミキサーはNG)
・小皿 4枚
・スプーン 5本
・丈夫なビニール袋 1枚
【手順】
6.ドロドロのおかゆを入れた小皿1枚に、うがい薬を2~3滴たらし、スプーンでよくかき混ぜ、うがい薬の色の変化(茶色から青紫色に変化する)を確認します。この結果から、おかゆにはデンプンが含まれていることが分かります
〈解説〉この反応は「ヨウ素デンプン反応」といい、ヨウ素液はデンプンに触れると、茶色から青紫色に変化します。デンプンに触れなければ、ヨウ素液は茶色のまま変化しません。
【発展実験】
今回の実験で使用したもの以外でデンプンを分解するものはないか、様々なものを試してみましょう。例えば、根菜だけでなく、葉物野菜、芋、唾液などを試すと様々な実験結果が得られるはずです。
レシピ提供:大妻多摩中学高等学校
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