③アート・工作 Webコンテンツ

建築家になってペーパータワーを作ってみよう 提供:聖徳学園中学校

これからみなさんに建築家になってもらいます。紙と皆さんの頭と手を使って,できるだけ高いタワーを建てましょう。
※お手伝いいただく保護者の方へのお願いです。ぜひお子さんとご一緒にやってみましょう。大人もこどもも関係なく楽しめるワークです。一人でやるよりもみんなでやる方がワークを通して学べることは豊かになると思います。
高いタワーを建てようというワークですが,結果ではなく,そこに至る過程が大事です。タワーが倒れても問題ありません。なぜなのか,どうすればいいのか,考えることに意味があります。だから保護者主導にならないよう,アドバイスしすぎないようにお願いします。
 
【始めるまえに】

これは「ピサの斜塔」です。知ってますか?
4度近く傾いているのに倒れません。すごいですね。実はもっと傾いていて倒れそうだったので工事をして倒れないようにしています。
でもあえて傾いたままにしています。なぜでしょうね?

次は日本にある建物です。知ってますか? もしかしたら実際に見たことがあるかもしれませんね。
法隆寺の五重塔です。最古の木造の五重塔だと言われています。7世紀末から8世紀初めに建てられたそうです。何年位前でしょう?なんで木で出来た建物がそんなに長持ちなのでしょう?
どうしたら建物は倒れにくくなるのでしょうか? 考えたことはありますか?
どんな条件が必要でしょうね? 実際に建物を建てながら考えてみましょう
 
【ペーパータワーチャレンジのルール】

 
ルールは簡単です。
用意してくれた紙を使って出来るだけ高いタワーを建ててください。そして,タワーのてっぺんに用意した消しゴムを置いてください。消しゴムの重さでタワーが壊れないように工夫しましょう。学校でみんなでやるときには一番高いタワーを建てたグループが勝ちです。今回は勝敗は競いません。
一人でやってもいいですよ。ご家族が一緒ならぜひ一緒にやってみましょう。4人以上なら2,3人のグループに分かれてもいいですね。
A4サイズの紙を5枚だけ使います。紙は切っても折っても構いません。ただし道具を使ってはいけません。ノリやテープなどは使えません。使える時間は8分です。
これは聖徳学園の授業で実際にやっている様子です。参考にしてください。
時間内であれば途中で何度倒れてもいいのです。時間のあるかぎり何回でもチャレンジしてみてください。では8分間楽しみましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうでしょうか?皆さんのタワーは建ちましたか?消しゴムを置いたら倒れてしまったかもしれません。
 
 
 
ここで自由研究としてのアドバイスです。スマホやデジカメがあるなら,タワーを撮影しておくといいですね。倒れてしまったら倒れたところも撮っておきましょう。実際にやってみて,「どんなところが難しかった」とか,「どんな工夫をしたのか」もしもう一度できるならば「どんなことに気をつけたら成功するか」ということについてノートやメモに書いておくといいでしょう。スマホの撮影機能を使って自分の考えを動画として残して置いてもいいですね。
 
 
さて、もう一度チャレンジしてみましょう。その前に、振り返りをしてみましょう。
 
振り返りタイムです。ご家族でチャレンジしたのであればみんなで話し合ってみてください。一人でチャレンジした人は考えたことをメモしておくといいでしょう。
 
 
みなさん,建築家としてベストを尽くせましたか?
必ずしもうまく出来なかったかもしれません。それでもいいのです。
時間の制限がありましたが,本当は何度でもチャレンジしていいのです。
考えて,工夫して,諦めずにチャレンジすることが大事なのだとわかってほしいと思って,このチャレンジをしています。家族でやってみた人は,もしかするとなかなか意見が合わなくてうまくいかなかったかもしれません。それでもお互いの考えを「いいね」「やってみよう」と考えられるようにしたいですね。
実は,違う意見や考えがあるからこそ世界は進歩しているのです。そして,違う意見や考えを認めることは,実はオトナが苦手なことです。
苦手なオトナにならないように練習しておきましょう。
 
保護者の方へ:繰り返しになりますが成功することだけを求めていません。
まずはチャレンジしたことを評価してあげてください。最後まで上手くいかなくてもチャレンジしたことをすごいねと言ってあげてください。ご家族で取り組まれた場合,なかなか意見が合わず上手くいかなかったかもしれません。
なかなか相手の意見を受け入れる,受け入れてさらにいい方法を考えるというのは難しいです。大人でも難しいですよね。
我慢してやったこともあると思います。褒めてあげてください。子どものうちは考えたことを言語化するのが難しいです。こういうチャレンジの時に,考えたこと,思ったことを言語化する練習のチャンスだと思います。問いかけながら上手く引き出してあげるのが保護者の役割かなと思います。お願いします。
 
聖徳学園は教職員にも生徒にもチャレンジすることを許容する文化があります。「そりゃ面白い」「やってみよう」というマインドがある学校です。
その象徴としてこのチャレンジを今回はご紹介しました。
 
レシピ提供:聖徳学園中学校

学校ホームページはこちら

 

保護者の方向けの解説書はこちらからダウンロードできます

解説書のダウンロードはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました