③アート・工作⑥2020~2021Webコンテンツ

TシャツをリメイクしてSDGsについて考えよう! 提供:捜真女学校

SDGsは、将来(しょうらい)にわたって自然環境(しぜんかんきょう)がまもられ、世界中の人々が平和にくらせるよう、今、取りくもうというものです。そのために17のゴールがかかげられました。

今回は、SDGsの取り組みの一つとして、Tシャツがどうやって作られているかを知ってもらい、古くなったTシャツを、ただすててしまうのではなく、このようにバックやクッションにリサイクルする方法を紹介します。どちらも切ってむすぶだけ!ぬわなくてもできるので、簡単にできます。

町中でびっくりする程安い値段(ねだん)で売られているTシャツは、児童労働(じどうろうどう)によってつくられていることがあります。インドのコットン畑では、家が貧(まず)しくて学校に行けず、コットン畑ではたらいている子どもたちが多くいます。雇(やと)う側も子どもだと安く雇えるので、児童労働がふえていくのです。さらにコットン畑で使われる農薬(のうやく)によって、病気になる子どもたちもいます。

私たちにできることは、なるべくフェアートレードやオーガニックコットンをえらぶこと、そして商品(しょうひん)をさいごまで大切につかうことです。

今日のTシャツリメイクは、17個の目標の中の1番「貧困をなくそう」4番「質の高い教育をみんなに」12番「つくる責任 つかう責任」などにつながっていきます。

1:Tシャツをエコバッグにリメイク!

【 準備するもの (写真1)】

・古くなったTシャツ
・布を切るはさみ
・定規
・印をつけるペン

写真1 準備するもの

【 つくりかた 】

1.肩(かた)のぬい目にそって、両方の袖(そで)を切り落とします(写真2)。

写真2

2.首まわりをカットする線をかき、線どおりにカットします(写真3)。

写真3

3.裾の折り返し部分をカットします。ぐるっと一周カットしてください(写真4)。

写真4

4.フリンジを作りたい長さで線をひき好みの幅で、前身ごろと後ろ身ごろを一緒にカットします。(写真5)。

写真5

5.前身ごろと後ろ身ごろのフリンジをかた結びします。全部結んでみて、隙間があいてしまうようならば、隣通しのひもを結んでいくと隙間もなくなります(写真6)。

写真6

完成です(写真7)!

エコバッグの完成です!(写真7)

 

2:Tシャツをクッションにリメイク!

【 準備するもの (写真8)】

・古くなったTシャツ
・布を切るはさみ
・定規
・印をつけるペン
・クッションの中綿

写真8 準備するもの

【 つくりかた 】

1.Tシャツを広げて、正方形にカットします(写真9)。

写真9

2.4つの角を10㎝切り落とします(写真10)。

写真10

3.Tシャツの4辺を好みの幅でカットして、フリンジを作ります(写真11)。

写真11

4.3辺の前身ごろと後ろ身ごろのフリンジを結びます(写真12)。

写真12

5.4辺目を結ぶ前に中綿を入れて、4辺目のフリンジも結びます(写真13)。

写真13

完成です(写真14)!

写真14 クッション完成!

いかがでしたか?

あらためて、3つの目標について、考えてみましょう。

1貧困をなくそう
ヒント:世界でなぜ人々が貧しくなってしまうのか、貧しいとどうなってしまうのかを
調べてみると、自分ができることが見えてくるかも。

2質の高い教育をみんなに
ヒント:子どもたちが教育を受けることが、貧困からの脱出の近道です。子どもたちが
働かないで、学校に通えるようにするために私たちに出来ることは何でしょう?
※捜真では、クラスで一人、フィリピンの子どもの里親活動をしています。

12つくる責任 つかう責任
ヒント:みなさんの買い物が生産者の生活や健康を守ります。買う商品を通して、私たち
は「こういうモノを求めている」と企業に伝えることになります。

捜真では、様々なSDGsに取り組んでいます。興味がある方は是非、一緒に参加しませんか。

レシピ提供:捜真女学校
 
【動画での解説はこちらです】

学校ホームページはこちら

 

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