①科学1⑥2020~2021Webコンテンツ

音声ボウルをつくろう! 提供:日能研関東

音に反応(はんのう)する、不思議な「音声(おんせい)ボウル」をつくってみましょう。

【準備するもの(写真1)】

・ボウル
・黒いビニルぶくろ(黒いビニルぶくろは30cm くらいの正方形に切ろう)
・テープ
・しお(さとうでもOK)

写真1 準備するもの

【 つくりかた 】

1.ボウルに黒いビニルをはる

黒いビニルをしいて、上にボウルをかぶせ、テープでとめます。(写真2)

写真2 テープでとめる

ビニルは、ピーンとはり、たたくとタイコみたいに音がなるくらいにします(写真3)。

 

写真3 ビニルはピーンとはる

2.しおをビニルの上にまく

しおをビニルの上にまいていきます。しおがこぼれてもいいように、下に新聞紙などをしきましょう(写真4)。

写真4 しおをまこう

3.完成!ボウルにむかって大声を出してみよう!

「あああー!」ボウルの真上から、真ん中にむかって思いっきり大声を出してみよう!(写真5)

写真5「あああー!」大声をだそう

大きな声を出すと、ボウルの上のしおがとびはねるよ。うまく大声を出せば、もようができるよ(写真6)!声の高さによって、もようがかわるのがわかるかな?

写真6 もようができたかな?

「音」ってなんだろう?
のどをそっとさわりながら、声を出してみてください。のどが少しゆれているのが
わかります。この「ゆれ」が音の正体です。まわりから聞こえる声や音は、
空気のゆれが耳に届いたものです。
……ということは空気が無い場所、つまり宇宙では、音は聞こえません!
映画などで宇宙船がビームをうっているシーンがあっても、本当は「バキューン!」
「ドーン!」などといった音が聞こえることはあり得ません。
どうしてしおがとびはねるの? 

音声ボウルは、音の正体が「ゆれ」であることを体感できる実験です。
音声ボウルに向かって大きな声を出すと、そのゆれがボウルにはったビニルに
伝わり、塩をはね上げます。このゆれ方は、声の大きさや高さによって変わります。
いろいろな声で試して、ちがいを確認してみるとよいでしょう。
なお、上手に声を出すと、とびはねた塩が花のような模様をえがくことがあります。
「コツ」は、ビニルを強くはることと、音程の高い大きな声を出すことです。かなり難しいですが、ぜひチャレンジしてくださいね!

レシピ提供:日能研関東
 
【動画での解説はこちらです】

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